Androidアプリ「地球回し」の動画に英語字幕を付けてみたけど、思ったよりは簡単にできました。音声付きの動画に字幕を付ける方法なら他にもあるようですが、今回は完全な無音動画(インストBGMはあり)。自動翻訳とか使えません。
手順をメモ。
今回の動画はあらかじめ日本語のテキストが入っていますが、テキスト無しの動画でも同様に英語字幕を付けられます。(テキストも音声もない動画に字幕を付ける必要があるのかどうかは不明ですが)
字幕ファイルを用意する
まず字幕ファイルを用意します。テキストファイルなのでメモ帳とか適当なエディタでOK。
こんな感じです。
0:00:00.010,0:00:05.070 >> Rotate Earth 0:00:05.600,0:00:10.700 >> Enter the expected life and age 0:00:15.600,0:00:19.700 >> Flick and rotate earth.
書式は単純。
開始時間,終了時間
字幕の中身
(空行)
これだけです。時間は
時:分:秒:ミリ秒
の形式です。
必要なだけこれを書いておきます。翻訳文はともかく、後で説明しますが時間はだいたいでもOKです。拡張子”sbv”で適当な名前を付けて保存しておきます。
Youtubeで字幕設定
(1)Youtubeの管理画面に移動して、字幕を付けたい動画の[編集]→[字幕]を選択
(2)字幕設定画面に移動するので[新しい字幕を追加]をクリック(図では下に「公開済み」として英語が設定されていますが、通常は空です)
(3)追加する言語を選択したら(今回は英語)、次の画面で[ファイルをアップロードする]ボタンをクリック
(4)最初に作成した字幕ファイルを選ぶと、右側のボックスに読み込まれます。プレイ(▶)ボタンで実際に字幕が流れる様子を確認できます。
(5)もちろんびったりとタイミングは合ってないのでここから調整します。右側の字幕画面を直接編集していてもよいですが、ここでは、今後、その他の言語用の字幕も設定することを想定して、こんな風にエディタとブラウザを並べて編集します。(左側は秀丸。もちろんメモ帳その他のエディタでも可)。
(6)エディタで開始時間、終了時間を一通り(あるいは一部でも)直したら、上書き保存して再度、同じファイルをアップロードします。[公開]ボタンを押すまでは公開されないので何度でもやり直せます。同じファイルを読み込むと、勝手に上書きしてくれます。
(7)納得いくまで直したら、[公開]ボタンを押します。
英語以外の他言語用の字幕を追加する場合
他言語の字幕も追加したい場合は、字幕ファイルの文字部分だけを差し替えて別名で保存、同様の操作をすればOK。タイミングはばっちり合っているのであとは翻訳文を用意するだけです。
※ここでは最も簡単な”sbv”方式を使いましたが、字幕ファイルには何種類もあり、もっと高度な効果が付けられる方法もあります(私はやったことはありませんが…)。
こうして出来た動画はこちら。なんか意味ありげですが実は無意味なゲームの宣伝動画です。(動画下部の字幕ボタンをオンにすると字幕付きになります)